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フィリピン旅行記

1月7日からフィリピンのパングラオ島に行ってきました。
パングラオ島・ボホール島は、ただ楽しい旅行だけでなく、多くの人からやさしさをいただき、また厳しいフィリピンの現実を学んだ旅になりました。
今回、この投稿で僕がフィリピンで学んだことをお伝えしたいと思います。

フィリピン・パングラオ島に向けて出発

まず、僕は今回フィリピンに行く前に入院しているひいおばあちゃんに会うために岐阜県を訪れました。
ひいおばあちゃんに会うのは久しぶりでしたが、94歳のひいおばあちゃんなので、もう僕のことはわからないみたいだったけどもひいおばあちゃんに会えてとても安心しました。

その後、中部国際空港から飛行機を乗り継ぎ、フィリピン・マニラを経由してパングラオ島に到着しました。

ジンベイザメとの対面

パングラオ島2日目、僕は現地のツアーに参加してジンベイザメと一緒に泳ぎました。
ここにいたジンベイザメは野生だったのですが、僕は水族館でしかジンベイザメを見たことがなかったのでその大きさに感動しました。
泳ぐ前のレクチャーのとき、口や体からは5メートル、尻尾からは6メートル離れなくてはいけないと言われましたが、実際に海に入ってみるとすぐ足元にジンベイザメが泳いでいて、
1匹1匹が大きい分、迫力があって少し怖いと思ったりもしましたが、一生忘れられない思い出となりました。

やさしい兄弟との出会い

ジンベイザメを見た後、体に突き刺さってくるような暑い日差しの中体を乾かしているとき、僕たちが座っている椅子の近くにジューススタンドのようなものがありました。
そこで働いていたジュース売りのお兄さんに、ここから明日訪れる予定だったチョコレートヒルズまでどのくらいかと尋ねたら、1時間半くらいでいけるといわれたので、
タクシーを呼んでほしいと頼んだら、
「ここは田舎過ぎてタクシーなんか来ないよ。」
といわれました。どうしようかと悩んでいると、
「僕の車でボホール島のツアーに連れて行ってあげるよ。」
といってくれました。
そのお誘いは本当にありがたいお話だったのですが、
僕たちはジンベイザメを見た後そのままホテルに帰る予定だったのでお金をほとんど持って行っていませんでした。
タクシーも来ないような田舎なので、当然両替所も近くになくて「帰るしかないね、、、」と話していると、
ジュース売りのお兄さんが、「お金貸してあげるよ!」と言ってくれました。
僕は会って数分の日本人の僕たちにこんなにも親切にしてくれる彼の言葉に驚きました。
チョコレートヒルズに向かう途中に小さな村があり、そこでATMを見つけました。クレジットカードがあれば、ATMからお金を引き出すことができるのでお金を引き出そうとしたのですが、何回やってもうまくいかない。お母さんがやっても、お兄さんがやってもうまくいかない。結局、そのATMからはお金を引き出すことはできませんでした。
その後も3箇所の両替所に行ったのですが、どこも日本円を扱っていなくてお金を換金することができませんでした。
そして4箇所目の両替所に行ったとき、やっと日本円が換金できるとわかりました。すぐに換金しようとしたのですが、ここでまた新たな問題が。
普通、換金するときはパスポートを提示するのが原則です。
しかし、この日はもちろんパスポートもホテルに置いてありました。だから、換金ができない。
またまた、悩んでいるとお兄さんが、「僕のIDを使って換金していいよ!」と言って、お父さんの変わりに換金をしてくれました。
このお兄さん、現在は無職ですが数週間前までは旅客船のコックをしていました。
昨年のクリスマス前、子どもが生まれ、勤務先の社長にクリスマスは家族と過ごしたいとお願いしたところ、船に乗るように言われました。
1度船に乗ると数ヶ月間、家に戻ってこれません。
クリスマスもお正月も家族と過ごせなくなってしまいます。
クリスチャンの彼は、家族と会社どっちをとるんだ。といわれたそうです。
お兄さんは、もちろん家族です。と言ってその会社を辞めたそうです。
家族のために、自分のキャリアを捨てるのはなかなか簡単にできるものではないので、彼にとって家族が何よりも最優先なのだとわかりました。

ボホール島ツアー 1箇所目 ターシャ

そんな話をしているうちに、ボホールツアー1箇所目、「ターシャ」を見に行きました。
ターシャというのは、霊長類最小のメガネザルの一種です。
目が大きすぎて瞳が動かせず、首を回して視界を変えるそうです。

想像よりもはるかに小さい体だったのに、大きな目のサルでした。
フィリピンの固有種である日本では絶対に見ることのできないターシャを見に行けてよかったです!

ボホール島ツアー 2箇所目 チョコレートヒルズ

チョコレートヒルズは、写真では黄色っぽいですが夏になると丘を覆っている草が枯れて茶色になってチョコレートのように見えるのでチョコレートヒルズというらしいです。
チョコレートヒルズを見たとき、「きれいだな」というよりかは「ジュラシックパークの世界に来たみたいだな」という印象でした。
四方八方、どこを見てもこぶのような丘が広がっていて、今までに見たことがないような光景でした。

現地の学校へ訪問

帰国する前日、僕は滞在していたパングラオ島から船で50分くらいのところにある「バリカサグ島」というところに行きました。
僕が泊まっていたホテルは、アロナビーチというビーチに併設されていました。
発展途上国にいくとよくあることなのですがビーチなど、観光客が集まるような場所ではツアーなどに参加しないか、という客引きをしている人がたくさんいます。
その中の1人に、今回のツアーの話を持ちかけられ、ウミガメと一緒に泳げると聞いたので参加することになりました。

ウミガメと一緒に泳げるというバリカサグ島に着いてから、シュノーケリングをはじめるまで、少し時間があったので、お母さんと島の中を散策することにしました。
島の中は、現地の方が生活をしていて、間近で現地の人々の生活を見ることができました。
この島には鶏がたくさんいたのですが、男の子2人がそこらへんにいた鶏の首根っこをつかんでバイクで連れて行っていたので、
「きっと食べられちゃうんだろうね、、、」と家族で話していました。

とても小さい島なので、家畜もたくさんいました。
ポニーのような馬や豚もいました。

島の探検を続けていると、遠くのほうに学校らしきものが見えました。

規模はそこまで大きくないですが、島の大きさを考えるととてつもなく大きかったです。

学校では授業を行っていましたが、僕たちが教室のほうに行くと、全員立ち上がってWelcome to ○○○○○ School!!といってくれました。
この島には800人住んでいて、そのうち150人が学校に通っています。
島の人口の5人に1人は学校に通っていることになりますが、経済的な理由で学校に行かせてもらえない子どもも多いです。
また、基本的に給食はなくお昼休みになると家に帰ってお昼ごはんを食べます。
でも、国が定める体重に達していない栄養失調になりかけの子どもには、特別に栄養食が与えられるそうです。
この島には小学校までしかないので、中高生はこの島を離れてメインアイランドの学校に通うそうです。なのでなかなか親に会えなくなるらしいです。
一見するととても大変そうな生活に見えますが、先生の話を聞いているとき、子どもたちは目をきらきらさせていて、授業を受けているときもとても楽しそうでした。
でも、勉強していることは簡単なものではありませんでした。
僕は、6年生の教室を見に行ったのですが、黒板には
6(-4)÷3 という問題や、3√5×2√11という問題など、
僕が中学校に入ってから習ったものが書いてありました。
子どもたちに何の教科が一番好きか聞いてみると全員数学と答えていました。
フィリピンの子どもたちは親に勉強をやらされているのではなく自分から勉強を楽しんでやっているから勉強の内容がしっかりと身についているのだと思います。
日本の学校を見ていると、みんなプレッシャーやストレスでそこまで楽しそうに見えないので、これも日本とフィリピンの違いだと思いました。

今回の旅行を振り返って

今回、僕が訪れたパングラオ島で、多くのローカルの人たちと話し、彼たちの生活を垣間見てパングラオ島はリゾート地である反面、現地の人たちは観光客の増加に伴い、魚や肉などの物価が高くなり、ホテルで会った男の人はホテルの仕事が終わるとバイクタクシーの仕事をしないと生活ができないと話していました。
僕たちはあの水も電気もないバリカサグ島にある学校で借してもらったはさみが切れなかったので、いま文房具を集めあの子どもたちに送ろうと考えています。
日本に行ってみたいと目をきらきらさせていたあの子どもたちに日本からの小さな贈り物が届くことを願っています。

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